貯め代のシンプルライフと暮らしのヒント

還暦を迎え、シンプルライフと家計改善を目標にしています

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オトコよ、家事をしてくれ!できない理由の一つがスキル不足

先週、ささいなことで夫と喧嘩しました。結婚してから30年、なんども繰り返されたその原因はまたもや家事。

私は仕事があったので、ちょうど手が空いていた夫に昼食を作ってほしいとお願いしました。几帳面な夫は野菜の切り方にこだわり、私がキッチンにくると野菜をスライスし終えたところ。

「もういいわ。焼きそばは私が作る」と言うと、怒ってしまったのです。

私の口の利き方がまずかったのでしょうか? だって遅すぎ、こんな調子では夕方になってしますよッ。

さてわが家だけでありません。

家事や育児の分担について、あちらこちらで家庭内トラブルが起きています。

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家事アプリを開発した長野の農村

 2017年7月6日に放送されたNHKの番組を視聴した女性から、悲鳴があがりました。

『農村女性 忙しさ解消を目指して~長野川上村~おはよう日本関東甲信越』という番組です。要約すると、こんな内容。

  1. 川上村のレタス農家は年商2500万円。農家の女性は忙しく、田畑と家事でたいへん。収穫の季節は午前2時から農作業を開始。
  2. 男性は農家の中心となる担い手だが、家事をしない人が圧倒的に多い。
  3. 農家の男性は、50歳未満の半数以上が未婚。村は独身者ばかりで妻も子もない。
  4. そこで女性が暮らしやすい地域づくりを村役場が考察。
  5. 女性同士で家事を共有するアプリを開発した!

 

www.nhk.or.jp

女性同士で助け合うアプリ

役場が主導してアプリができました。 それはアプリに登録した女性たちの互助会のような感じ。

登録した女性メンバーがお互いに時間の融通がきくときに、お台所や育児を助け合う。

問題は男性をまったく当てにしていないことだっぺ

 

このアプリだと、男性の協力がはじめから計算外なのです。もともと川上村は、家事や育児は女性の仕事という考え方が根強い地域。

ですから、役場の公務員は「女性が暮らしやすい村づくり」のために、女性どうしで助け合う仕組みを考えました。

男子厨房に入るべからず

この番組を見た女性たちは相当にがっかり。

「男女平等なんて建前なのよ。未だに男子厨房に入らずで、家事と育児の負担を結局は女性に押し付けるのね」と、感じたに違いありません。

中高年の男性の意識

私は5歳年上の夫と暮らしていますが、50代も半ばをすぎると、もはや意識を変えることは難しい。

男は女よりも偉い!

子どもの頃からそういう周りの空気のなか成長したので、プライドがものすごく高いのです。

そして、家事を任せても仕事中心のライフスタイルですから、スキルがない。

これが、男性の家事参加への高い壁になっています。

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家事は難易度が高い?!

 

料理、洗濯、片づけ、そうじと家事は多岐にわたります。

そして、実はひとつひとつ難易度が高い。

断捨離やこんまり流の片づけが流行しているのも、家のなかをすっきりさせるスキルに関心が集まるから。

家の中をキレイに整えてキープさせることがいかにタイヘンか、その証拠といってもいいでしょう。

子どものころから家事を担わされた女性でも、家事を完璧にやり通すのは困難なのです。なぜなら暮らしは積み重ねで、次々と流れ作業のようにこなしていかないとすぐに滞るから。

女性でも時間や手間がかかるのですから、男性はなおのこと。

本当は男性も家事をしたくないわけではない。ただ今まであまりやったことがないので、料理をさせても掃除をさせても下手。結局女性がやり直すはめになるから、手を出させてもらえない。それで夫はますます家事スキルを身につける機会がなくなるというわけです

参照元

なぜ、日本の男は世界一家事をやらないか | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online

夫のやり方に文句をつけてはいけない

ここまで書いて、私が夫の機嫌をそこねた理由がわかりました。

夫の家事を批判してはいけなかったのです。たとえ昼ごはんが遅くなっても「わあ、野菜を薄くスライスしてくれてありがとう。これで炒めたときも火の通りが均一ね。さすがだわ♪」と、感謝をしなければならなかった。

まとめ

夫の不機嫌がなおるまで3日かかりました。口をきいてくれなかったです。

ほんと、取扱い説明書がほしい(-_-;)

さて、日本の男性の家事参加率は世界有数に低い。でも、あきらめずにスキルをみがいてもらって、家事や育児に協力してもらわないことには、女性は仕事を頑張ることができません。

 

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