貯め代のシンプルライフと暮らしのヒント

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老いた母と会って悲しいとき、話にうなずくだけでいいのかもしれない

76歳の実母の家を訪ねました。

17年ほど前に脳梗塞を患い、そのときは後遺症がなかったのに、70歳を超えると下り坂を転げるように弱りました。

今は歩くことが困難になり、車いすの生活です。

元気な方なら76歳でも旅行を楽しめますが、母は骨が弱いのか腰も曲がってしまい、80代後半のような外見です。

脳梗塞って怖いなと感じます。

老いた母と会うと悲しくなりますが、そんなときの気持ちのあり方を考えてみます。

 

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離婚の経緯

生んでくれた母ですが、私が4歳のとき父と離婚しました。それは父の愛人が妊娠したため、身を引いたのです。

1人で子どもを育てる気力はなく、父の許へ私を置き、実家へ戻りました。

私が実母と再会できたのは20年後、孫を見せに連れて行ったとき。

母はそのとき2度目の結婚にも破れ、男の子をひとり女手で育てていました。40代半ばの母は、病院で入院患者の給食を作る仕事をして、私を見るなり頭を下げたのです。

「育ててあげずに、ごめんなさい」

「いいえ、そんなことは……。会えただけでうれしい」

そう答えて、1歳の誕生日を迎えたばかりの、母にとって初孫にあたる子どもを抱き上げたのです。

共通の思い出がないから会話が続かない

その日から年に一回は会ってきました。

距離が300キロほど離れているため、そうしばしば行ったり来たりはできませんが、母は幼い子ども達を可愛がってくれました。

ただ、私とは共通の思い出がないので、会話が続きません。

そして、母は自分を捨てた父をずっと恨み、継母のことは憎んでいました。

「あの女さえ現れなかったら、幸福な家庭を築けたのに」

過去に母は囚われていた。いくら恨んでも憎んでもやり直すことはできない。でも、母には決して忘れられないことなのでしょう。

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手作りの野菜を宅配便で

 

50代から60代にかけて母は、 自家製の野菜をよく宅配便で送ってくれ、また、わが家に泊りにきて、私の子ども達の成長に目を細めたものです。

そんな母に、私は自分がぶじに大人になれたのは、母が祈ってくれたからと考えるようになりました。

私は母に背格好が似ています。

定年以降の母は年金暮らしとなりましたが、自分の兄弟たちと九州や沖縄へ旅行に出かけ、最も幸せな時期だったかも。

70代になって急に足腰が立たなくなった

母は70歳ころから少しずつ脳梗塞の影響が出て足腰が弱り、気分もふさぐようになりました。

今はかろうじて独り暮らしをして、週に2回ディサービスに通い、入浴や軽い体操をしています。

「ディサービスには本当は行きたくないの。80代や90代の人ばかりで、話がかみ合わないし、楽しくない」

母はそう言いますが、体が不自由なので仕方がないでしょう。

「それに弟がね、捨てろ捨てろと言って、モノを勝手に処分する。必要なモノを減らされても困るのに」

母の弟が同じ地域に住んで、なにかと面倒をみてくれています。

老いた母は20年後の私かも 

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私は母が22歳のときの子どもなので、あと20年したら自分もこんなに老いて弱くなってしまうのかしらと思うと、頭を抱えたくなります。

「弟や妹に『もっとしっかりしろ』と叱られてるけれど、体が動かないの。好きでこんなふうに老いたわけじゃない」

母の愚痴は途切れません。

だれかに自分の窮状を訴えずにはいられない。話すことで気が紛れるのでしょうから、私はうなずいていました。

励ましや気の利いたことを言えたら良いのですが、現実の母はこれから体がますます不自由になっていくことが目にみえている状態。

慰めの言葉が見つからずに、曲がった腰をさすり、「また来るから元気でね」と、声をかけるのが精いっぱい。

母の希望は息子と暮らすこと

母は関東で仕事をしている息子に老後を託したいという希望を持っています。8つ下の父親違いの弟に、私は会ったことがありません。

「もう45になるのに嫁もいなくて」

母は中年となった息子を案じていました。仕事の都合で帰郷の予定はなく、ただただ心配が募るようです。

それにしても母は身を以て、老いというものを私に教えてくれます。

突然の脳梗塞、心身の不調、そして繰り言や心配ごと。

老いるって残酷な面があります。平穏な老後の日々を送れる人は、幸運の持ち主ではないでしょうか。

まとめ

健康でありたいと願っても叶わないときがあります。

様々な事情があり、わが家に母を引き取ることができませんし、母もそれを望んでいません。母の愚痴を聞いてうなずくことしかできないけれど、また折をみて訪ねたいです。

 

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