朝夕は暖房のスイッチを入れるようになりました。
北海道から雪の便りを耳にしていますから、私が住む東北も今年は冬が早いかもしれません。
寒さ対策が必要ですが、アラフィフの私は『買わない生活』をして、タンスの肥やしを使い切るようにしています。
白いジャケットは4年ほど前、デパートのバーゲンで購入。厚めのウール地です。白って意外と目立つ色で、あまり着ていませんでしたが、今冬は活躍させたいと思います。
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生活
流行に踊らされるのはもうやめた
巻き髪にした頭が茶髪で、後ろ姿のファッションは20代後半。その方を追い越して、ちらっとお顔を拝見したら、シニア世代だったことがあります。
スリムな体つきの方で、後ろ姿では年齢が解かりませんでした。
美魔女ブームのせいでしょうか。
若やいだ雰囲気のシニア女性が増えたように感じています。
何を着てもその方の自由で、人目を気にすることがない。そんな時代は日本では歴史的に、そんなにはありませんでした。
人妻が娘のような恰好をしていたら、1970年代までは指を差されることがあったのです。
現在は自由な時代。だからこそ思うのです、年相応のおしゃれなファッションは難しい、と。
もちろん私は、自分にセンスがあるとは思っていません。
自分を貫くのが課題
着画は、刺し子のリメイクコート。
刺し子は藍染め木綿を二枚、刺し綴っているので暖かい。
ですが、夫が「俺と一緒にいるときは、あまり着ないで」と言うではありませんか。
農家に生まれ、田植えや稲刈りを手伝ったことも多い夫は、泥くさいものがキライ。
まあ、仕方がありません。アイデンティテイにコンプレックス、好みの三つ巴ですから。
そして、私はどちらかといえば波風を立てたくないので、夫に従うほうです。子どもの頃に大正生まれの祖母たちと過ごす時間が多くて、「女は男の言うことを口答えせず、聞くものだ」という教えに、感化されているからでしょうね。
ファッションならびに生き方は、子どものころからの積み重ねが実は大きいのかも。
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大人になったら着たい服、普通が難しいワケとは?
着回しの参考本を手に取ることが増えました。
『大人になったら、着たい服 普通がいちばんむずかしい』
タンスの肥やしを使い切るため図書館から借りてきました。
刺し子のコートはすこし置いといて来週、ある映画の上映会に夫と出かけるときの着回しを考えます。
本のページをめくると、着やすい服を着ているのに、個性的。
ジュエリーデザイナーやスタイリストが、白をさりげなく着こなしていました。
そういうページに見入ると、手持ちの白いジャケットが、新鮮に映ります。
テレビを消して、携帯電話も部屋の外に置いて、独りきりでタンスの中身と相談。
普通が難しいのは、その人らしさをどう活かすか、見極めが自分で判断できないからと思いました。
1枚目の写真のように、スカートを茶色の格子にするか、グレーにするかで印象が違うことを発見。
その日の気分で変えるといいかも。
ミニマリストに憧れがありますが、私にはまだ遠い。
いつもいつも同じ服だと、気分が乗らないのです。
枚数をまだけっこう持っているので、 季節ごとに服を入れ替えています。
着ることのできる服をなかなか捨てられないのは冬、とても厳しい寒さに見舞われるせいもあるに違いない。
ここ数十年、凍死する人は出ていませんが、吹雪の日に外出するときはスキーウェアが重宝する地域に住んでいます。
冬のアウターは夏物に比べると値が張るので、かなり思い切らないと断捨離できません。
- ウールコート3枚
- ダウンコート2枚
- ジャケット3枚
そのほか刺し子のコートや和装コートもあって、タンスに詰まっていました。
流行を気にしなければ、死ぬまで着るものが間に合いそう。なのに着る服がないと嘆きたくなる!
人間の欲は深い。うっかりすると沼に堕ちてしまいそうです。
まとめ
冬が長い地域に住んでいるので、寒さ対策はポイントのひとつ。私が暮らす雪国は日照時間も冬になるとぐんと少なくなって、冬季鬱になる人が増えます。
少し明るい色のファッションで変化をつけて、乗り切りたい。
タンスの肥やしを使い切ることで、買わない生活を続けたいと思います。
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