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今月の断捨離・ふりそで

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成人式は2017年は1月9日でしたが、私が暮らす雪国では8日に行われた市や町村が多かったです。今月に断捨離したのはふりそで。私が着たのは30年前ですが、年に一度は風に通して絹の風合いが変わらないように管理してきました。色褪せはさほどなく、つややかな生地のまま。

 

娘ふたりの成人式には私のふりそでを着せました。1982年に私の親が買ってくれた着物です。当時、父は商売が当たったせいで羽振りがよかったので、「すずのき」という着物メーカーからあつらえてくれました。

 

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未婚女性の正装がふりそで

ふりそではたもとが長いのが特徴で、江戸時代は藩主の姫君や富裕な商家の娘が着るものでした。今も未婚女性の正装とされています。生地は絹。染や絞りを駆使してあでやかな柄行が好まれますね。

 

先日、たまたま商業施設の貸衣装屋さんを見たら、大輪の花々が咲き乱れたふりそでがたくさん吊り下げられていました。ちょっと触れてみると、化繊の手ざわり!七五三の衣装みたいで、びっくり。写真にすると質感まではわからないかもしれませんが、絹には独特の艶やしなやかさがあります。日本の着物文化が様変わりして、ふりそでもコスプレの一種になったように感じます。

青春の思い出が詰まったふりそで

私が20歳を迎えたときは地方や家庭の事情によりますが、購入する親御さんがけっこう多かったと思います。私が暮らしていたのは人口2万人ほどの小さな町で、親の経済力を互いに見せつけあうようなところも。呉服屋さんが何軒かありましたし、デパートには大手が進出していました。着物メーカーが元気だったころでしょう。結婚の支度に和服とタンスが必需品でしたから。

 

私のふりそではピンクの地に鳳凰がはばたき、すそのほうは黒い地になる柄行。帯と襦袢、帯揚げ、帯締め、ぞうりとバッグを合わせるとセット価格が42万円だったと思います。

 

そのころの私は父の店で朝から夜まで働いて月々3万円の給料をもらっていました。3万円ですよ、1983年で。父は家賃と食費を引いてのこづかいと思っていたのでしょう。その中から自分で積み立てて、運転免許を取りました。

 

父は昔の封建主義をふりかざす人で、私の外出にはとくにうるさかったです。店休日でも夕方までに帰宅しなければ、いきなり殴られたものです。付き合うのが女友達でも、どこの誰かを把握していなければ気が済まない父でした。

 

女は結婚するまで処女でいるべき! 私の行動に目を光らせた父ですが、自分は妾を作り、私の母を苦しめ、離婚。すぐにその愛人と再婚するなど、女性関係が派手でした。余談ですが、愛人問題の絶えない男性ほど自分の娘には厳しい傾向があるそうです。自分がしてきたことと思い合わせ、傷物にされることを怖れるのかもしれませんね。

 

さて、そんな父が見立ててくれたふりそでを私は気に入り、成人式に臨みました。その後は初釜や私の結納のときに着て、結婚したのです。女の子が産まれたので、私は袖を切らず、ふりそでのまま保管してきました。

 

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成人式の費用はばかにならない

今回、そのふりそでを姪にあげたので、断捨離のカテゴリーを作り、そこに入れたいと思います。前から「もしよかったらお義姉さんのふりそでを貸して」と、弟の妻に言われていたのです。姪は今春、高校を卒業して進学が決まっています。

 

成人式は女性の場合、ママ振袖や親戚のふりそでを着用しても、着付けや髪結いと写真撮影などで最低でも3万円~5万円はかかります。これが貸衣裳だと10万円は下らないはず。貸衣装でも新柄だと20万円と高く月賦で払うケースもありますし、北九州など地方によっては超派手に60万円をかけることも。

 

20歳といえば学生の方が多く、運転免許の取得や就活、ゼミ旅行など、たくさんのお金がかかる時期。「私と娘たちが着たふりそででよければ、いくらでも活用して」と、弟の家に置いてきました。クリーニングにも出していたので、喜んでくれました。私も満足の断捨離です。

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